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皆さんこんにちは!
熊本県熊本市を拠点に防水工事を行っている
増田工業、更新担当の富山です。
目次
FRP防水は「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastic)」を使用した工法です。
ガラス繊維を混ぜ込んだ樹脂を塗布・硬化させることで、軽量でありながら非常に強靭な防水層を形成します。
耐摩耗性に優れ、特にベランダやバルコニーといった人が歩行する場所で広く採用されています。
ポリエステル樹脂にガラス繊維マットを積層し、硬化させて防水層を作ります。硬化後はまるで硬いプラスチック板のような仕上がりとなり、摩耗や衝撃に強いのが最大の特徴です。
また、硬化が非常に早いため、施工の翌日には歩行が可能になるケースも多く、工期短縮に大きなメリットがあります。
下地処理:コンクリートや木下地を整え、プライマーで密着を高める。
ガラスマットの積層:樹脂を塗布し、ガラス繊維を貼り付けて補強。
積層と硬化の繰り返し:必要な膜厚になるまで積み重ねる。
トップコート仕上げ:紫外線や摩耗から保護するために塗布。
このようにFRP防水は「積層構造」で強度を確保しているのです。
強度が高い:薄い層でも非常に頑丈で、重い荷物や人の出入りに耐えられる。
耐摩耗性に優れる:ベランダや屋上での歩行に最適。
軽量:建物への負担が少ない。
硬化が早い:短工期で施工可能。
特に「人が頻繁に出入りするベランダ」においては、他の工法よりも優位性があります。
伸縮性が少ない:下地の動きや温度変化によるひび割れに弱い。
大面積には不向き:屋上など広い場所では割れやすいため採用が難しい。
施工中の臭気:樹脂特有の強いにおいが出る。
そのため、FRP防水は「狭い面積」「歩行頻度の高い場所」に限定されることが多いです。
ベランダ
バルコニー
小規模の屋上
屋外階段の踊り場
これらの場所では耐摩耗性・強度の高さが発揮され、安心して長期間使用できます。
FRP防水は、軽量で強靭、耐摩耗性に優れた工法であり、特にベランダやバルコニーなどの歩行場所に適しています。施工後すぐに使える硬化の速さも大きな魅力です。
ただし、大規模な屋上や建物の動きが大きい箇所には向かないため、現場条件に応じた適切な工法選びが必要となります。
次回もお楽しみに!
増田工業では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
熊本県熊本市を拠点に防水工事を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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